科学的に考えてキリスト教の神は存在する?しない?分かりやすく回答! 【Clog #3】

2021年7月9日

それでも地球は回っている

かのガリレオ・ガリレイがキリスト教の異端審問にかけられた際にこうつぶやいたとかつぶやいていないとか……(ちなみにWikipediaによると、「それでも地球は”動く”」と訳す方が正しいそうです)

その後、科学や観測技術の発展により地動説が正しい事が分かった訳ですが、当時の社会で主流だったキリスト教は地動説を許さなかった歴史があります

科学と宗教の相性は悪いというイメージから、科学と宗教は相いれないものだと考えている方も多いのではないでしょうか

管理人の羊一は、産まれる前から教会に通っていましたので、教会では「進化論は間違っている」と繰り返し刷り込まれてきています

しかし、これは自分の生来の性分なのか、私は科学がとても大好きです

逆に言うと、科学的ではない物に対して嫌なイメージを持っているほどです

これは自分が理論を固めるために身に着けたというよりは、純粋に世の中の不思議についてめちゃくちゃ興味があるといった感じです(科学のニュースや宇宙のニュースを見るたびに涎を垂らして喜んでいます)

この記事ではそんな羊一が神を信じる理由の一つ、「科学的に考えて神は存在していると思う」という事について、分かりやすく説明していこうと思います

科学のすべてが”科学的”という訳ではない

ちょっとややこしいですが、この1つだけは言葉の説明をさせてください

”科学”というものは、宗教に対立するものを科学と呼んでいるわけではありません

世の中の不思議に対して、あーではないかこーではないかと仮説を立て、観察したり実験したりして人類が調べてきたモノの総称を”科学”と呼んでいます

少なくともこの記事内では”科学”をそう呼ばせてください

その上で、この”科学”がそう呼ばれるように、仮説を立て、観察や実験により調べられたモノこそが”科学的”なモノであると言えます

ですので、科学の中にもより科学的であるものとそうでないものがあります

これはあくまで羊一が個人的に持っている尺度ではありますが、「実験で再現できる」または「技術的に利用されている」モノが一番”科学的”であると考えています

例えば、「水に氷を入れたら溶ける」というのは誰がどこでやっても確かめることが出来ると思います

アインシュタインが言った相対性理論なんていう自分の生活とはかけ離れているような難しい話も、スマホに入っているGPSとかに利用され、その正しい事が知られています

肌感覚では「光の速さは変わらない、時間や空間は伸び縮みする」なんて言われても正しいと信じられませんが、実験や観測でそうであることが知られ、身近な製品に技術として活かされている訳です

羊一としては、「それ本当かよ~~~?」って思う事については、それが科学的であるかどうかで信じる信じないを決めています

科学者の皆さんの努力や歴史を軽視しているわけではありませんが、実験で再現できなかったり、技術として利用されていなかったりする分野の科学については、信じる/信じない や 正しい/正しくない で判断しないようにしています

神の存在を科学的に考える

羊一にとって”科学的”がどういう事か踏まえた上で、「じゃあキリスト教の神って”科学的”に証明できるの?」という事について説明します

先に答えを言いますと、「今の科学力では何とも言えない」というしょっぱい答えになります

というのは、キリスト教の神は「霊」と言われていますので、現代の科学力ではキリスト教の言う「霊」を観測できないからです(キリスト教の言う霊は日本語の言う「霊」や「幽霊」と異なる場合があります)

じゃあ羊一がなぜ神を科学的に存在していると考えているのかというと、存在していない場合に比べて、存在していると考える方がより科学的だと思っているからです

何をより科学的だと感じるかは人それぞれだとは思いますが、羊一はヒトが自然発生するより神が造ったという話の方がより科学的なんじゃないかと思っています

RNAが自然発生する確率、地球の年代測定法などについて自分なりに情報を集めて出した結論です

また、キリスト教界隈で言われている様々な事は、本当かどうか実際に確かめる事ができるものもあります

キリスト教の世界観では、この世界を造った神は今も存在し活動しており、そして全ての人類にコンタクトを取りたがっていると考えています

キリスト教の神がどのような存在で、どういう想いや考えを持っているのか

「神は全ての人間をめちゃくちゃ愛している」というのがキリスト教の考えです

それを再現、体験するにはどうしたらいいのか、羊一は教えられてきました

色んな助言や教えを聞き、実際に試すことで「神が自分の事を愛している」とはこういう事なのかな? とある程度納得する事ができました

これはあくまで羊一自身がそう体験したという主観にはなりますが、「神が居ない」と考えるより科学的な結論だと思っています

仮説めいた神の話を聞き、主観的ではありますが実際に再現したからです

神が存在する事も、しない事もどっちも厳密な証明はできません

ですので、自分の人生の中でより科学的だと考える方を信じています

みなさんはどう思いますか? 需要があればまた詳しく考えを述べたいと思います